素材

天然ゴム

“PAST”Sole Sneakerの靴底は、
フランスで生産されるRELTEX社製のLACTAE HEVEA®の
天然ゴムを使用しています。

無形⽂化遺産会社として認定されているRELTEX社は、天然ゴムで靴底を製造している企業です。

パラゴムノキは、熱帯の栽培地で広く栽培が⾏われている樹⽊。
1本のソールに対して、20〜30本のパラゴムノキの乳液抽出を必要とします。

⽊の幹にらせん状の切り込みを⼊れることで乳液が流れ落ち、バージン乳液が収穫されます。

乳液の収穫は、⽊の成⻑を阻害するどころか逆に成⻑を促すという働きがあります。
切り込みの⾼さが⼀番下に達したとき、⼀番上の切り込みはすでに元の状態に戻っているので、新たに乳液の採取をすることが可能です。

使⽤されるパラゴムノキは全て栽培林です。
25年の時を経て切り倒されますが、また新たに植林されます。

オーガニックコットン

“PAST”Sole Sneakerのアッパーは、スペインやポルトガルで
⽣産されるGOTS(Global Organic Textile Standard= オーガニックテキスタイル世界基準)認証を
得たオーガニックコットンを使⽤しています。

GOTS(Global Organic Textile Standard= オーガニックテキスタイル世界基準 ) は、
テキスタイルを加⼯するためのオーガニック基準で、ウールやコットン、絹などの原料繊維がオーガニックであることだけではなく、
繊維の収穫、加⼯、製造、流通の全ての過程において環境的、社会的に配慮した⽅法が実⾏され、
⼀般製品との混合や汚染がないように管理されていることの⽬印です。

オーガニックコットンとは、オーガニック農産物等の⽣産⽅法に付いての基準に従い、
2年から3年以上のオーガニック農産物の採算実績を経て、認証機関に認められた農地で農薬・肥料の基準を守り、
更に栽培時に社会的規範を守って作られた綿花のことを指します。
通常のコットン栽培では、害⾍駆除、落葉剤など多くの化学肥料や農薬が使われているため、
綿花栽培をすることによって⼟壌や⽔質などへの環境負担がかかります。
⼀⽅オーガニックコットンは、化学肥料や農薬を使わずに栽培するため、消費量が増えることで有機栽培農地が拡⼤し、
その結果CO₂削減、⼟壌や⽔質の改善ができ、環境も⼈の健康も守ることにつながります。

コットンの⽣産地は発展途上国に多く、貧しい農家の⼈々は農薬を買うために借⾦を背負うなど多くの⼈が苦しんでいるという現状もあります。
また、コットン農場で働く⼈々の健康被害も深刻だと⾔われています。
オーガニックコットンは、2018-19年データに対する2020年のレポートにおいても世界中の綿の⽣産量のわずか1%未満と⾔われており、希少なものです。

その他 “PAST” Sole Sneakerを構成する全てのパーツに、⽣分解性の素材を採⽤しています。
⽣分解性とは、物質が微⽣物によって分解される性質であることを指します。

パーツ別素材情報⼀覧

このページに記載がある情報は、General Scale Edit.01/Edit.02/Edit.03で採用されているものです。
Edit.04以降のコレクションでは、商品の素材や生産背景が一部または全て異なります。