文:原田 正規
2023年も今週で終わり。今年は自分の人生の大きな分岐点。長いあいだサーフシーンから離れてサラリーマンをしていたが、シニアプロサーファーとして復活させていただいた年としてターニングポイントとなった。
試合に出るのは7年ぶり、ツアー戦に出場するのは13年ぶりになる。その7年ぶりに出た2試合はあまりにもひどい結果で、1試合目の合計点数が1.97、2試合目は0点。完全に終わったと思った。
その結果を導いた自分の要因は十分理解しているが、ただ、ただ波がなかった。「波さえあれば……」という思いは、どうしても消せない。でも、こればかりはしょうがない。サーフィンは自然相手のスポーツだから。
与えられた教訓は、「待て」ということなのだろう。あせらず、待て。サーフィンしているときにいい波をじっくり待つのと同じような感覚が、生活のなかにも存在している。
来年はもっとサーフィンをする。よりいい波を探し、昔サーフしてきたポイントで撮影をする。
サーフズアップ!
これが来年のわたしの目的だ。
POSTED : 2023-12-27