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ミラノでの一日

文、写真:河上 竜平

 

イタリアのテレビ局から撮影のオファーがあり、ミラノにやってきた。エマにとっては初めての海外旅行。わたしもヨーロッパに来るのは初めて。イタリアに3泊4日できるなんて貴重な経験だ。テレビの企画については放送前なのでお伝えできないのだが、公開をぜひ楽しみに待っていてほしい。

 

エマとわたしは撮影の打ち合わせやリハーサルの合間を縫って(自由時間が多かった)、いろいろな場所を観光した。今回のブログでは、ミラノの中心地にあるドゥオーモの大聖堂、ガレリア、スフォルツェスコ城、平和の門を散策した映像を紹介する。

 

わたしたちは今回、ミラノの北側のコローニョという街に滞在した。ミラノのドゥオーモまでは、地下鉄を乗り継いで50分ほどだ。コローニョという町は、イタリアの最大手のテレビ局のメディアセットがある。日本人は皆無。英語が話せないわたしとエマは、ミラノ市街地に行くのも一苦労だ。だが「為せば成る」の精神で散策。チケットの購入など問題なくできた。街の果物屋の店員などと仲よくなり、顔見知りもできた。いつかまた彼らに会いたい。

 

ミラノ市街地は観光客で溢れており、スリやぼったくる物売りがいるので気をつけろと注意されていたのだが、思ったよりも安全だった。建物はきれいだがゴミは多い。しかしなぜか、それが「ヨーロッパに来た」という感覚にしてくれた。

 

エマは街中をスケートボードで走っても怒られないことに驚いていた(大聖堂の前では、ほかの観光客とスケートボードで遊んでいたら止められた)。石畳の路面が多く、アスファルトもよく割れていて、滑りやすいわけではない。それでも自分がミラノの街中を歩いたり滑っている映像をその場で見せると、「海外スケーターのパート※1みたい」と大喜びしていた。

 

 

※1 ブランドやスケーターが撮りためた映像をまとめた作品の事。ブランドやスケーターにとって、もっとも大切なもの。

ドゥオーモの大聖堂のスケールと造形美は圧巻!

スフォルツェスコ城もとても大きかった。スケートボードは禁止

スフォルツェスコ城の目の前にある美しい噴水のそばでひと休み

スフォルツェスコ城を抜けると平和の門がある。門をくぐりたかったが、チェーンが張られていて通り抜けできなかった

言葉がわからなくても地下鉄にも慣れた

エマはバーチカルばかりしているのでストリートのトリックはできないが、今回の動画はミラノの街のおかげで「2倍増し」くらい見栄えがいい。ランブラテという、日本人で観光する人はほとんどいないような地区にも行ってきたので、次回のブログではその動画を紹介したいと思う

POSTED : 2024-02-16