NACC/⽇本橋アナーキー⽂化センター Vol.5

 

 

 

 

 

『NACC/⽇本橋アナーキー⽂化センター』 にて、Vol.5となる展示を2023年3月25日(土)から5月4日(木)の期間で開催いたします。

引き続き展示の他、コーヒーや染め花、アードブックショップなどを併設し、飲食やお買い物もお楽しみいただけます。

 

アーティストのクロスカルチャー発信地としてオープンした『NACC/⽇本橋アナーキー⽂化センター』。

浅野忠信氏率いるロックバンド「SODA!」のライブ演奏と、平間ミーナのライブペインティングによる豪華オープニングパーティーを皮切りに、 開催第5回目となる今回は、多様な背景や特徴を持つ9 組・11 名のアーティストによる作品を展示します。

 

 

戯が⼈間活動の本質であり、⽂化を⽣み出す根源だとする⼈間観。

そしてまた遊戯は⽣活維持を求める⽣物学的活動を超え、⽣活に意味を与えるものである。

1938 年、ヨハン・ホイジンガが著書「ホモ・ルーデンス(遊ぶ⼈)」で「遊びは⽂化より先に」と語りました。

いわゆる”⽂化”というのは 1 つの概念ではなく、さまざまな”遊び”が⽣み出した副産物であると⾔えるでしょう。

とは⾔えども、昨今の時代を⾒ると”遊び”という⽂脈が薄れ”⽂化=商業”のような定義になってしまいました。

私たちは「⽂化を守る。⽂化を創造する。」など⻭切れの良い⾔葉は⾔いません。

その代わり得体の知れない熱量や情熱を欲しています。

それこそが”遊び”であり、ぼんやりとした現代に対するアンチテーゼになると信じています。

アーティストたちのショーケースであり、またクロスジャンルの化学反応を引き起こす”場”は、混沌であれども完結はしません。

 

アナーキーな世界を、是非お楽しみ下さい。

 

 

 

 

 

NACC/⽇本橋アナーキー⽂化センター Vol.5

 

 

 

 

 

【アート】

 

 

⻘⽊京太郎

 

2021 年に21 年ぶりに蘇った⻘⽊京太郎アートライン「VILO VILO(ヴィロヴィロ)」より、待望の新作を多数展⽰。

“「VILO VILO」によって平和な世界を感じる瞬間が1秒でも永く続き、楽しい場所が世界中に広がりますように”という想いを込めて、マンガ、コミックを主軸にしたキャラクターを、鉛筆を⽤いて独特な質感で描きます。

 

 

 

 

 

 

 

浅野忠信/SODA!

 

俳優としてだけでなく、画家や⾳楽家として多⽅⾯で才能を発揮する浅野忠信⽒。

本展では、浅野氏が⽇々描がく絵が⼈間サイズの⼤きさの⼈形となり、登場します。

オープニングパーティーでは、浅野⽒率いるロックバンド「SODA!」がライブ演奏を披露。ライブ映像を会期中特設スペースにて放映いたします。

壁⼀⾯を埋め尽くすほどの⼤きなバンドT シャツ展⽰も、合わせてお楽しみください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

髙橋 穣

 

“北極星の下で、基点の上の麒麟の下でKIRINで捕えたキリンを育てる”をテーマに、インスタレーション作品を展⽰。

時代に翻弄されたその存在の曖昧さへの観点から、⾃⾝の彫刻と空間への関わりを、⽇本に於ける4つの「きりん」にまつわるエピソードを軸に、⽴体作品と映像により表現します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

平間ミーナ

 

自信で撮影した友⼈や家族の写真を元に、写真には映らない⼈間の根源的なエネルギーを表出する⽅法として、衝動的に描いた絵を展示。

作品を通して⾃分⾃⾝が逃れられない制約からの解放を試みるとともに、鑑賞者にも制約を超えた⾃由な感覚を味わってほしいという想いを元に、“絵を描くという⾏為”に焦点を当てた作品です。

オープニングパーティーでは、ライブペインティングを⾏い、そこで描かれた作品を会期中展⽰します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

RYO OGATA

 

“現代に⽣きる⼈間や不可視の存在、都市の妖怪たち”をテーマに、群衆の中にある無数の顔や⼈々の⽣活を仏教画や古来⽇本画、曼荼羅になぞらえて表現。

仏教画の代表的な画題である涅槃図を再構築した作品や、無数の折り紙を⽣活空間の窓に⾒⽴てて⼈々を描いた作品などを展⽰します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【写真】

 

 

嶌村 吉祥丸

 

“play with reality”をテーマに、写真を展⽰。

「この世界ではありとあらゆるものが遊戯をしています。

根拠を求めがちな現在において、理由なき遊びにこそ余⽩が⽣まれるのではないでしょうか。

⾃らの存在さえも、この世界の遊戯の⼀部なのかもしれません。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【ファッション】

 

 

pillings

 

ファーストコレクションの2020AW collectionで発表された、ウェディングドレスを展⽰。

当時、緊急事態宣が発令され発表予定であったランウェイ、展⽰会共に中⽌となり、デジタル上のみでの発表となってしまった、貴重なアーカイブコレクションを披露します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

TOLQ

 

“ボーダレス”をテーマに、人々の固定概念によって生じるリアルとフェイクの境界線を曖昧にする事を⽬的とした、ブランド初となるインスタレーションを披露。

ヴィンテージ家具を転写した生地を被せて、まるで本物の木製家具のように見せたオブジェや、ヴィンテージの服を転写した生地を使った服のアーカイブコレクションなどを展示。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アーティストプロフィールなどの詳細はこちららご覧ください。

お問合せは、下記にて承っております。

 

 

 

 

 

【NACC/⽇本橋アナーキー⽂化センター】

 

住所:〒103-0022 東京都中央区⽇本橋室町 1-6-2 ⽇本橋室町 162 ビル 1F

営業時間:平⽇ 10:00-19:00 / ⼟⽇祝 10:00-20:00

営業日:展示開催期間は全日営業 (詳細はお問い合わせください)

入場料:無料

Tel:03-6262-3862

Email:nacc@sosu.co.jp

HP:nac-c.jp/